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バイク先生の試乗インプレッション Vol.83 (ロイヤルエンフィールド ブリット500EFI )

皆さん、こんにちは。バイク先生はゴールデン

ウィークの間、父親の別荘で過ごして参りました。

浜松に帰る途中でレアなメーカーのバイクを販売

しているお店が沼津にあることを知り、道中立ち

寄ってみました。ロイヤルエンフィールドという

メーカーで、もともとはイギリス発祥のブランドです。

途中で本社が倒産してから、インドの工場が技術を

継承して、現在はインドで生産を続けています。

見た目からもう分かりますが、戦後の時代から受け

継がれているデザインで、渋いですね。1955年から

車体の基本構造が変わらず、伝統あるボディに現代の

エンジンと電装を積んでいることになります。

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今回試乗させていただいたのはブリット500EFI

いうバイクで、数少ない大型クラスの単気筒になり

ます。

 

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すごくレアなメーカーなので、バイク先生の

乗車ポジションを惜しみなく撮影をしていた

だきました!!細身で187kgの軽量ボディです。

シートは82cmと高めですが意外と足着きは良く、

年配の方も扱いやすい仕様です。この渋い感覚は、

これまではなかったですね。

 

 

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連休の真っただ中ということもあり、渋滞して

いる道が依然多かったです。渋滞を避け、近辺の

駿河湾が見える道路で軽く流してみました。単気

筒はエンジン内のシリンダーが1つのみで、1

1発の燃焼エネルギーがすさまじく、熱い鼓動を

感じながらの試乗でした。回転計こそ付いてはい

ませんが、5250rpmで約28馬力、排気量が499cc

と大型クラスですが、馬力はブリットも含め、

クラシックバイクは残念ながら抑えています。この

排気量は500mlのペットボトルの容量に相当する

部屋が、1つ入っているとイメージすれば分かりや

すいと思います。当時の鼓動を含めた走り味を味

わうためのエンジンなので、出力は及ばないものの、

トルクに関しては排気量にほぼ比例(気筒数で例外

あり)して、4000rpm4.1kgです。ビッグな単

気筒なので、走行中もアイドリング中もエンジン

が回る時の振動もあります。回転数が非表示です

が、上がって行くとエンジンの振動が大き

くなり、中には不快になる人も出てくるか

もしれません。おおむね3000rpm程度なら

それほど気にならないかと思われます。細

身のタイヤでグリップに不安があるかと

思いましたが、コーナーもしっかりグリッ

プし、ハンドリングも軽いので、カーブも

楽しく駆けることができます。ローギアで回

転数を上げるとハンドルやミラーに、トップ

ギアに上げるとシートに振動が移る特性があ

りました。それでも振動が小さくなるポイン

トがあり、乗り心地が良く、気持ちよく走れ

る速度とギアは、個人的には50km/h3

でした。馬力よりもトルクで走るバイクなの

で、街で走るには十分な性能ですが、ツーリ

ングや高速走行は少々ツラいかもしれません。

大型なのでステータス的にできなくはなさそ

うですが・・・。お店に戻る時も一度エンジ

ンを切って、取回して方向を変えました。

187kgの車体なので、取回しも楽ですね。

またクラシックですがセルも付いているので、

再始動もすぐに可能です。いろいろな振動と鼓

動を味わいながら、約15分の試乗を終え、

お店に戻りました。

 

 

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大型二輪はだいたい26気筒が多いですが、

単気筒は希少です。499cc空冷単気筒エン

ジン。環境規制に合わせ、フューエルイン

ジェクションを採用しています。中にペット

ボトルが入っているというイメージです。

 

 

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10.5

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足回り。スポークホイールで、郵便屋

さんのカブを思わせる細身のタイヤです。

それでもカブよりは1回り太いです。

フロントがディスク、リアがドラムブ

レーキです。ABSは付いていないので

すが、路面が濡れていない限り、ブレー

キ性能はOKです。倒立フォークを

採用です。

 

 

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実はこのバイク、懐かしのキックでも

エンジンを始動させることが可能です!

バイク先生もキックは見たことがほとん

(ヤマハのSR400)なかったので、始

動のシーンをお店の方に見せていただき

ました。センタースタンドをかけたまま

バイクに跨り、キックペダルを勢いよく

踏み下ろします。かかった時の「ズドド

ン、ズドドン」というサウンドがやはり

インパクトがあります。大きな単気筒の

エンジンは、アイドリング時では音が大

きく周期が長めです。

 

 

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スタンドはサイドもセンターも付いています。

スクーターとは違って扱いに少しコツが

必要でした。187kgと重量は軽いですが、

マニュアルのバイクは重量が同じでも

重心が高いので、ふんばる必要があります。

 

 

 

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灯火類はあえてLEDなどの最新ものは一切

使っておらず、クラシック感を損なっていま

せん。ヘッドライトの色が、黄色が強い感じ

でした。

 

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シート。押してみると柔らかいです。

単気筒の特性上振動が大きいので、シートは

柔らかい方が妥当ですね。先が細いので、

足着きを良い訳です。2人乗りも可能です。

 

 18.5

マフラー。クラシックバイクはガスボンベの

ような形状を取ることが多いですね。カワ

サキのW800、トライアンフのボンネビルも

この形状のマフラーです。

 

 

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燃料タンクの容量は14.5Lです。輸入車と

しては珍しく、レギュラーOKだそうです。

実は試乗後に知らされたのですが、タンクの

オレンジ色のラインは、インド現地で手作業で

塗装されているそうです。よく見ると、人の手

で塗ったと思われるスジがあります。でも

なかなかうまく塗られていたので、全然気づき

ませんでした。マスキングテープは使っている

ようです。タンクは手作り感満載ですね。

 

 

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ハンドル回り。ゆったりしていて、セルでも

キックでもエンジンがかかります。回転計は

付いていません。セルが付いていれば、

不意のエンストでもすぐ再始動できます。

燃料が少なくなったりとエンジンに異常が出る

と、大きいランプが点灯します。距離計は

懐かしのダイヤル式です。まだ500km

走っていない新車でした。

 

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道中短いトンネルがあり、このように光り

ます。暗い所ならいいのですが、日が当た

る外では、Nランプが見えにくい感じでした。

 

 

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スイッチ類は現代のバイクと全く同じで、

違和感なく扱えます。

 

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26.5

1つだけ気をつけたのは、リアブレーキの

遊び量が多く、下に深く踏み込まないと効き

ません。普段リアをメインに使うライダーは

念頭に置きましょう。リアはドラム式なので

ワイヤーの張り?はたぶん調整できるとは

思いますが・・・。シフトの方はインジケー

ターもなく、5(トップ)で上げようとしても

ロック機構が付いていないので、スカッと

ペダルが上がるだけです。1速でもペダルが

下にスカッと動きます。何速に入れているかは、

感覚で覚えましょう。一番乗り心地がいいのは

50km/h3速です。

 

 

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左右のロゴ付きカバーは小物入れかと

思いきや、電装系やエアフィルターの

ようです。意外ですがあちこちに鍵の

差し穴があります。

 

 

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そしてこのブリット500EFIはお値段ですが、

759000円と輸入車としては決して高くはあり

ません。オプションパーツもそこそこ出ている

ようです。しかし販売店がお休みな中、今回

沼津市のワイズモーターサイクルさんは幸運

にも営業日でしたので、試乗できました。

疑問を持った方もいらっしゃるかと思いますが、

ハンドルに付いていた時計、オプションではなく

お店の方の私物です。実は試乗したブリットも

お店の方自身の私物だったのです!!私物にも

関わらず試乗させていただきまして、ありがとう

ございました!! ロイヤルエンフィールドは

浜松ではまず見る機会もないので、レア度が

とても高いブランドです。

 

 

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この見た目とエンジンの渋さは、これまで体験した

ことがなく、ちょっと画像を加工してみました。

セピアにしても、モノクロにしても、昭和の色あせた

カラーにしても、どれも合いますね~♪

ちょうど駿河湾と富士山も見えています。

今のバイクはABSTC、クイックシフター、アシスト

スリッパークラッチ、オートクルーズ等の装備が進化

していますが、それとは反対に伝統を守り続ける

メーカーもあるんですね。

 

ロイヤルエンフィールド、高級感漂うブランド名

ですが、ブリット500EFIでした。

 

ハート接骨院は、GWも休まず開院しています。

今後は10時~20時の通常通りの開院時間と

なりますのでよろしくお願い致します。

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